Takky・UO日記特別編
『ハロウィンイベント “リーパーの観光旅行”』

2001年 10月31日

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そのイベントはXixieさんからのメッセージで始まりました。
「姉さま、ハロウィン会場に紫ネームのリーパーがいます! イベントキャラ出ましたよ!」
自宅でつけていた書きかけの日記帳を閉じ、急いで会場へと向かいました!

会場の塀の外にちょっとした人だかりができています。そしてその中央には確かにリーパーが!
しかも喋っています!(^^)
UOチャットでサークルメンバーにもこの事を伝えつつ話を聞いていると、どうやらこのリーパー、ユー在住
普通の木だったのが、ハロウィンの魔力で一時的に動けるようになってここまで来たそうです。
歩いてきたのですか?(^^)「当然じゃよ」「泳いできたのではw」「おまえらの船は何でできておる?」「なるほどー」
「わしゃ祭りが終わればただの木にもどらにゃならん・・・せっかくじゃから旅行でもしてかえろうかの」
どちらまでいかれるんです?(^^)「まぁいろいろあるわな」お供しま〜す♪

しばらくのんびりと、どうやってここに来たかという話をしてました。
こっそりがモットー(笑)というリーパーさん。誰にも見つからずにこっそりここまで来たそうです。
(画像はこちら)
そして会場の外でこっそり中を窺っていたら、Xixieさんに発見されたそうで。「だってーw」
どうやらリーパーさんのスペルブックにはPolymorph(変身呪文)は入ってないらしいです(^^)
とゆーかスペルブック持ってるんですね。「リーパーもスペルブックを持ち歩くっと・・・」めもめも。
「どっちにしろばれてるんじゃから歩いても平気じゃな・・・よっと」
(画像はこちら)
「はう!」「おおお」あははは! リーパーさんはひょいと足を上げ、つつーっと滑るように移動を開始しました。
「まてー」とみんなで追いかけていくと、会場内に入っていきます。
「靴よ、悪いがわしゃかえるぞい」と靴NPCに話しかけた後、霊廟の上によじ登りました。
(画像はこちら)
どうやら元々この位置に立つアルバイトだったそうです(^^)
「さて、ついてくるかね?」はーい。「いくいくー!」そしてリーパーさんはゲートを開けました。

ゲートをくぐった先は、ユー近くの滝でした。「一度来てみたかったのじゃよ。結構深いのう・・・」
(画像はこちら)
落ちないで下さいね(^^; と言った矢先に滝壺に飛び込むリーパーさん!「良い水じゃ」
「わお」「おおおお」「ざばざば〜」と後についてみんな滝壺へ。・・・すごい!
(画像はこちら)
滝壺からあがって、再びゲートを出すリーパーさん。「かまくらにも行って見たいのう」「北極かぁ」「ぬれたのに〜」
そして凍死覚悟でみんなゲートをくぐりました。

かまくらに入り、中央でくつろぐリーパーさん。「わし等の眷属ではここに来たものは居ないのじゃよ」
(画像はこちら)
その後、秘薬切れで「赤い秘薬を下さいー」といっていた人に「わしがやろう」リンゴを渡していたようです(^^)
そして「寒くてかなわん」とのことで戻ることに。
「次はファイアダンジョンとかw」とりあえず焚き火は厳禁ってことで。
(画像はこちら)
リーパーさんの出したゲートをくぐるとまた大滝の前でした。
「ちょっと待っておれ」と言った後しばらくの間現れたり消えたり。「コネロスか?w」「HIGEさん・・・」
あ、帰ってきました。みんな一斉におかえりなさーい
実はかまくらに取り残されていた人を迎えに行っていたそうです。・・・いい人ですね!

「ほれ、行くがええ」と出されたゲートの先は小さな島の上でした。
「ちっちゃ!」「ロスのリハビリにはいいなぁ」・・・(^^;
ここはリーパーさんが苗木の頃、なにかの災害でまっぷたつに割れた島だそうです。「ものしり〜」「いつの話・・・w」
(画像はこちら)
続いて移動した先はヴェスパー北東の皮加工小屋です。小さな小屋にみんな入ったのでぎっしりすし詰め。
リーパーさんの足元にFire Field(炎の壁)が焚かれました。「こらー!」「もやすな〜」「あんまりオイタしちゃだめですよ」
「あー、ゆっとくが燃えんぞ。無駄じゃ」「おおー」「さすが」「かっちょええw」
その後もいたずらプレーヤーのフィールド魔法がいくつも焚かれました。
「フィールドやめようよ〜」「まあええんじゃないのか・・・わしの機嫌が良いうちはな「う」「あわわ」
「しかしのう・・・ここの住人がおこりゃせんか?」という言葉と共に、小屋の周りに武器を構えたNPCが多数登場!
(画像はこちら)
元々は青ネームだった彼らですが、冒険者達を攻撃したために灰色ネームとなり、あっさり返り討ちにされました。
・・・ってなんか気の毒・・・(^^;「ほんとにくるとは・・・」
ちなみに彼らの職業はPirate(海賊)でした。
「罪の無いものを・・・」呆れ気味のリーパーさん。幽霊で出てきたら蘇生しますよー(^^)「あはは」
ところでリーパーさん、木こりに恨みがあるようです(^^;

続いて出されたゲートをくぐると・・・どこです? ここ・・・「さっきの滝の北だよ」
へー、ハート型のかわいい島ですね!「うむ、きゅーとじゃな」「はぁと」「デートしたいw」
そして島に渡るため、橋代わりの船が間に置かれました。みんなで一斉に乗り込みます。
沈むぅぅぅ」「こんなに人が乗ってる船、はじめて見た」「わーい!」
(画像はこちら)
ハート島に上陸し、リーパーさんが岸に戻ったのでTakkyも戻ろうとすると・・・はう! 戻れません(^^;
というか、船のタラップに大勢の人が乗っていてクリックできないので船に戻れません。
そして船からも島に来れない様子・・・ってことで20人スタック状態!(笑)
「馬鹿どもが・・・わしの枝につかまれ「わーい」「おこられたw」「ありがとー!」
その後リーパーさんの差し出してくれた枝を伝って、無事に岸に戻りました。
(画像はこちら)
ええ、枝をダブルクリックしたら岸に移動したんです!「リーパーにつかまったのはじめてw」「いい体験したw」

「ところでのう、主らのナウなスポットはどこじゃ?」とリーパーさん。
死語w」などとツッコみつつも、おのおの色々な場所を挙げ始めました。
「む、無限?」「ブリタニアの銀行前(ボソ)」「酒場とか?」Yewの監獄南のNPCハウス・・・「ジェローム銀行裏」
「ニューミノック!」「いるしゅなー」「ムーンのライキュームですわ」「ロング2階」「蛇城」「鯖線」
etc・・・
そしてゲートがいくつか開きますが・・・そのゲートからはデンジャラスなフレーバーがプンプンしますね(^^;
「ふむう、あんまり行きたくないのう・・・そうじゃ、空から降ってきた石があけた穴を見たことあるかの?」
はいはーい! ありまーす!・・・う、しまった・・・行ったことあっても言わない方がでしたね(^^;
えっと・・・でも
また見たいでーす(^^;
そしてゲートは開かれました。アイスの方かな? ワイバーンがいる方かな・・・?

アイスの方でした。ホッ。
どうやらこの穴は、リーパーさんがだったころにできたそうです。
「ところで今おいくつですの・・?」との質問に「わしは年を知らんのじゃ」とリーパーさん。
年輪・・・(ぼそ)「切り株にならんと数えられんじゃろ?」「確かにw」「17歳ってことにしておこう」「若ッ!」
などと話していると、穴の真ん中にいたリーパーさんが・・・
「何か落ちとるな・・・古い地図の様じゃ」・・・わぉ。
(画像はこちら)
冒険者達の間に動揺が広がりました! これは・・・GMイベントにつきもののLv6トレハン?(^^;
「わしゃ木じゃから・・・地図に詳しいものおるか?」ということで地図の読める人が解読に挑戦しますが・・・
しかしここにいるメンバーでは、Lv2の地図を解読できる人しかいません。
ここは・・・Rainさんを呼ぶしか!! というわけでなんとか捕まえてこっちに来てもらい、解読をお願いしましす。
(画像はこちら)
みんなの応援の中、地図を広げたRainさん。
・・・
「ごめん、読めない」「ぐぅ」「ぐはぁ」><
その後みんなで手を尽くしてレベル5を読める人を捜しましたが・・・いないんですぅぅぅぅ!(T^T)
リーパーさんが解読したのでだれでも読めるはずなのですが、なぜか読めません。
冒険者達が途方に暮れていると・・・「場所が判れば何とかしてやるワイ」とリーパーさん。わーい!
唯一地図を見ることができるリーパーさんが、地形の説明をします。
それによると、どうやらフェルッカの島だそうです。
「おっきい島? 小さい島? アンクがあったりします?」さすがに「島」だけでは誰も答えられません。
「ええい人間はこれだから。地図をよこすがええ」すいません(^^;「教えて欲しいです!」
でっかい沼地があるの・・・」「トリンシックの北か・・・」
「大きな島が三つあるのう・・・」「やはし・・・」「絞れてきた」「マーブル島周囲だな」
・・・えっ?
一番大きな島の真中辺じゃな」
「やっぱマーブル島や(^^;」えぇ〜っ?! ホントにマーブル島?!(汗)
「あの白い建物かな?」いやー、住人として言わせてもらえれば沼地はないのですが(^^;
そしてUOAMで見る限り、東隣の島の方が大きい気もしますが・・・オイシイし、隣の島のルーンがなかったので
口を挟みませんでした。<悪人
「その島のルーンをわしに食わせろとリーパーさん。
一応持ってますが・・・というか自宅です(^^)
結局Takkyが輸送ゲートを開くことになりました。数度のゲートで無事全員移動完了!
最後にゲートをくぐって・・・ここが私のうちでーす(^^)
(画像はこちら)
そしてこの時点でHIGEさんが隣の島だと気付きましたが、リーパーさんはファセットムーンゲートを開きました。
舞台はいよいよフェルッカに移ります!

中には初フェルッカの方もいたようですが、基本的にはモンスターも人もいない静かな島住人談なので
リーパーさんが来るまでのんびり待ち〜。
あ、HIGEさんが土地がないか見回りに行ってますね(^^;
ちなみにこのムーンゲート、通常のものと違って双方向に行き来できるみたいです。
(画像はこちら)
そうして待っているとリーパーさんが到着。出発するとのことでついて行くと、島の北端まで移動し・・・
「わしは流れてわたれるが・・・主らはどうする?」
「浮かべませんw」「泳ぐか・・・」「船があれば逆ゲート・・・」
リーパーさんに乗るとか(^^)沈むな「あはは」
その後galadさんが自宅に船を取りに行き、リーパーさんは「まっておれ」と言って姿を消します。
しばらく待っていると・・・突然周りに大サソリや大蜘蛛、Earth Elementalの大群が現れました!!
しかしさすがにこれらのモンスターに遅れをとる事もなく、無事に全滅させることができました。
えっと、私は戦闘の邪魔にならないように隠れてましたけどネ!<逃げ足GM
(画像はこちら)
うーんと、秘薬の残りが少ないですねぇ。この後本格的な戦闘が起きそうですし・・・
というわけで一旦銀行に行き、秘薬が切れた人用に普段より多めに秘薬を持って帰ってきました。
どうやらgaladさんが船を出した様子です。そして先発隊が島から逆ゲートするために出発しました。
「いってきまーす」がんばってー!
しかしGM釣り師galadさん操る船は、肝心の船頭がフリーズしたらしく、その間船は迷走していたそうです(苦笑)
船頭の先導がうまくいきませんどう、なんちて。(Invisibility)

船が沖に消えた頃、リーパーさんが帰ってきました。
「もしや・・・主ら船で行ったか?」逆ゲートを開くために先発隊が出発しましたー。
見当違いのほうに向かってる船を見たぞ・・・」「漂流中か」「ダメジャン!!」
あ・・・UOチャットに先発隊からの報告が・・・どうやら島の東側に上陸した模様です(^^;
そして「くるがええ」と開けられたゲートに入り、先発隊より先に地図のポイントに到着しました(笑)
その後チャットで先発隊に現在位置を伝え、無事に合流を果たしました。

「ここじゃと思うのじゃが・・・」と言って、リーパーさんが地面を掘り始めました。
「わしの根っこが届くかどうか」うぁ、ホントに地面を掘っているっ?!
(画像はこちら)
「ちょっと離れておくれ」という言葉で全員に緊張が走ります。・・・どきどきどき・・・
武器を構える者、呪文の詠唱を始める者、逃げモードに入る者(某白い裁縫師)・・・
宝箱が徐々に姿を現すにつれて、その場の緊張感は高まってゆきました。
そして宝箱が完全に姿を現す直前、リーパーさんは一言ポツリと漏らしました。
「*さてさて宴会の始まりじゃ*」
そして多数のFire Elemental、Air Eelemental、Ogre Lordが一斉に登場しました!!

第一陣のエレメンタル軍団があらかた倒された頃、第二陣のアンデッド軍団が登場しました。
ほとんどがゾンビやスケルトンでしたが、局所的にLich(危険度7.5)が大量に現れた様子です。
そしてその後に第三、第四陣のアンデッド軍団による波状攻撃がありましたが、BOXにさえ気を付けていれば
ゾンビやスケルトンは恐れるに足りません。リッチ達も扇動、魔法、直接攻撃によって次々と打ち倒されます。
(画像はこちら)
やがてアンデッド軍団がほぼ全滅状態になった頃、思わぬモンスターが多数現れました。
それは・・・リーパー軍団!
(画像はこちら)
「ええええ?!」「むぉ」リーパー?!「これは友人ですか?」「倒していいの?」「リーパーころすな〜」
冒険者達の間に動揺と混乱の波が広がります。そして事態は思わぬ展開になりました。

ある冒険者の方がリーパーさんに殴られています。
「なんで攻撃するのー」あ、灰色ネームになってますよ。「リーパーさんを回復したら灰色になったのー」
「そりゃもちろん、最初からこれが目的じゃからのう
(画像はこちら)
・・・「え?!」「どゆこと?」
冒険者達の疑問の声を無視して、近くにいる人たちに攻撃を開始するリーパーさん。
なんで・・・リーパーさんいい人なのに・・・TT
「無駄じゃ無駄じゃ。だまされおって。やっと仲間のとこに連れ込めたワイ」
「さっきの友は今の敵〜」と攻撃を開始する人。
「かなしい・・・」と攻撃を躊躇して遠巻きに状況を見守る人。
その間にも再びアンデッド軍団が大量に現れ、リーパーさんは戦いの渦の中に飲み込まれました。
Takkyは・・・やはり攻撃することができず、おろおろとリーパーさんの周りを歩き回ることしかできませんでした・・・

「むう」
戦場で動いているモンスターはもはやリーパーさんだけになりました。HPは残りわずかです。
「降伏しとけって」「無駄ですよ」「灰色になってもいいもん!」と回復呪文をかける方もいましたが・・・
「樵どもと同じ目に合わしてやるわ」とあくまで攻撃の手を緩めません。
「せつないな・・・」お願い改心してー!「ユーにかえろう〜」
そんな呼びかけも虚しく・・・遂にリーパーさんは倒れました。
「ああああ!」「リーパーさんっ」「やだよぉ」・・・幽霊で出てきたら蘇生しますよ(^^;「あはは」
(画像はこちら)
「火葬しようかな」「Fでフィールドはだめぇ」「FPKされても知らんぞ・・・」「あの灰色の人殺してよいのかね?
「滅多にあえないいい木だった」
などとお喋りしながらしばらく様子を見ていると・・・
リーパーさんの幽霊(?)が現れました!
(画像はこちら)
「もう少しで・・・樵ども・・・」そこまで言ってふっ、と消えました。
しばらくリーパーさんの死を悼んでいると、向こうの方で爆発が起きました。
・・・誰かが宝箱を開けようとして爆死した模様(^^;
空いた宝箱の周りにガーディアンモンスターのAir Elemental等が現れましたが、瞬く間に全滅でした。
あれ? なんかある・・・ふとリーパーさんの死体の側を見ると、リンゴが落ちています。
「リーパーの形見・・・」新しい命ですね・・・
やがてその死体も消えました・・・

その後、宝箱回収班の方にLv3トレハン相当のモンスターが現れた様子です。
リッチやFire Elemental、Dread Spider(危険度7)を退治して、宝箱の中身も全部回収した模様。
騒ぎがなかったところを見ると、特に変わったアイテムは出なかったようです。
そして冒険者達はそれぞれのホームグラウンドへと帰っていきました・・・

う〜ん、なんだかまだ気になります。
どなたかが出したゲートをくぐってムーングロウに着いたTakkyですが、なにか予感がして再び先程の島に戻りました。
大勢いた冒険者達も今は数人。しかもほとんど知人です(^^)
「ん?」「おぃ」「なんか生えた」「おっちゃんのうまれかわり?」
見ると先程リーパーさんの死体があった場所に、紫ネームのSwamp Tentacleが生えていました!
「今度こそ・・・まけんぞ」
「おいおい」「すごい木愛だ」「またハロウィンのときにでも遊びに来なさい」
「覚えていろ!」楽しみに待ってます!(^^)
「1000年もして・・・大木になったら・・・」「こっちはみんな死んでるw」「・・・悔しくなんか無いぞ!」
(画像はこちら)
また色んな所に連れていって下さいねTT「おおきくなれよー」「う・・うむ・・・」
その後、水・・・ではなく青ポーションをもらって元気になった、リーパー改め苗木さん。
(画像はこちら)
やがて移動を始めます。
「覚えておれ!」と海岸まで行き・・・「*とぷん*」と海へと飛び込んだのでした。
「じゃあね」「さらば」さよーならー。
(画像はこちら)
「まさかクラーケンとして復活したりしないよな・・・」なんて事をHIGEさんが言うので、ちょっと期待(笑)しましたが、
どうやらこれ以上は何も起きなさそうです。というわけでおとなしく帰ることにしました。
その後koneyさんの新居にみんなで遊びに行った後、一足先に帰りました。(また睡眠時間3時間圏内(笑))

今日は初めてシーアイベントに参加できましたね〜。連絡をくれたXixieさん、ありがと!
一緒に各地を廻ったみなさんお疲れさま! そして・・・苗木さん、また違った姿で現れて遊んで下さいネ!(^^)

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