UO文芸コーナー
短文館コンテストやうおみんで書いたUOのショートストーリーを掲載するコーナーです。
ちなみに過去に「Deal・ミズホ武芸帳」とか「Cinderくんの灰色世界」という
プレイ日記を物語風に書き綴ったコーナーもありました。
10年以上経ってプレイ日記ではない、完全オリジナルのお話を書くことになったきっかけは、
2015年5月に開催されたイベント「Moonglow短文館」でした。
当時のムーングロウ首長だったKarashNecoさんが主催した文芸イベントです。
(この時の様子はTakky UO日記に詳しいです)
参加した理由はいつもの気まぐれでしたが、このイベントがボクの文芸魂に再び火を点けてくれました!
こうしてオリジナル作品第1作目「恋に落ちたラマ」が生まれました。
更に「恋に落ちたラマ」の前に書きかけていたものの、規定文字数をオーバーしたため
短文館には出さなかった作品「Moon-Moon-Glows
《 新月とミヅキの物語 》」を完成させて、
2015年5月にうおみんに発表しました。
そしてその勢いのままKarashNecoさんの後を引き継いで、ムーングロウ首長に就任!
2015年9月に第2回短文館コンテストを開催し、そして2015年12月の今、第3回短文館コンテストの真っ只中です!
短文館コンテストを定期的に開催することで、「UO文芸」というUOの大切な文化を末永く守りたいと思います。
・・・っと話が横道にそれてしまいました(^▽^;
それではつたないモノばかりですが、Takky@たきやん作品をお楽しみください!
■「恋に落ちたラマ」(2015.05.01)<第1回短文館投稿作品>
※画像をクリックすると別ウインドウで閲覧できます。
【解説】
第1回短文館のテーマはいくつかある中からランダムで出されました。
ボクがもらったテーマは「魔法」と「植物」でした。
初めてUO本に書いた作品なので、UO本特有の癖のある仕様を手探りで調べつつ、
文字飾りや装飾、アスキーアートなど、ありったけのアイデアを盛り込みました。
※第1回短文館に投稿された他の作品はこちらで閲覧できます
■「Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》」(2015.05.27)
※webテキストです。別のページで開きます。
【第1話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第2話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第3話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第4話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第5話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第6話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第7話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【第8話】Moon-Moon-Glows 《 新月とミヅキの物語
》
【あとがき・執筆裏話】Moon-Moon-Glows 《
新月とミヅキの物語 》
【解説】
うおみんで全8回+あとがきとして発表した作品です。
自分の中の乙女回路をフル回転させて書き上げました(笑)
各話ごとに頂くコメントがとても楽しかったです。
■「レクドゥレクスの影」(2015.09.05)<第2回短文館投稿作品>
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【解説】
第2回短文館のテーマは「ムーングロウ」と「怪談」でした。
ちなみに「怪談」の範囲は「超自然的要素が含まれていればOK」だったので、
この作品にはホラー色はほとんどありません(^▽^;
「恋に落ちたラマ」の老魔術師、新月とミヅキ、第1回短文館でくにこさんが書いた作品に登場した司書が
ゲスト出演しています。
※第2回短文館に投稿していただいた他の作品はこちらで閲覧できます
■「『あなたにギフトをお贈りします』」(2015.12.06)<第3回短文館投稿作品>
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【解説】
第3回短文館のテーマは「ブリタニアのクリスマス」でした。
ひょんな事からホリデーギフトにまつわる秘密を知ってしまった少女の奮闘をコミカルに描きつつ、
最後にちょっとしたサプライズを仕掛けてみました。
この話だけでも楽しめますが、「Moon-Moon-Glows
《 新月とミヅキの物語 》」を読んでからの方が
より楽しめると思います(^▽^)
※第3回短文館に投稿していただいた他の作品はこちらで閲覧できます
■「白猫マリアベル」(2016.06.12)<大和シャード「つまらん話」文学賞投稿作品>
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【解説】
大和シャードのEMイベント「つまらん話」文学賞に投稿した作品です。
UOの船頭が突然話し出す「あー! (街の名前)であっしが出会った(男or女)の話をしましたっけ?」で始まり、
こちらの69あるストーリーの中からモチーフを選んで話を作り、「なに、つまらん話でさ」で締めくくる話を書くのがルールでした。
ボクは「髪にキツネの尾を編みこんだ男」を選んで執筆しました。
「キツネの尾なのに白猫?」と疑問に思われる方もいると思いますが、その答えは読んでのお楽しみ!
こうして集まった作品は合計46作品!
そして投票の結果、この作品が最優秀賞に選ばれました!(^▽^)ノ
記念トロフィーは大和シャードのリワードホールに飾られています。
■「白金の勇士」(2016.09.25)<第4回短文館投稿作品>
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【解説】
第4回短文館のテーマは「徳之島の秋」でした。
ネタ探しで徳之島を走り回ったときに見つけた「白いリッジバックの彫像が飾られた祠」から構想した作品です。
「サベージの戦士をいかにカッコ良く描くか」に挑戦してみました。
テーマの「秋」の盛り込み方がちょっと強引だったかな、と反省です(^▽^;
ちなみにこの作品は3位に入賞することができました!
※第4回短文館に投稿していただいた他の作品はこちらで閲覧できます
■「僕の御守りが桜の花びらになったわけ」(2017.03.04)<第5回短文館投稿作品>
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【解説】
第5回短文館のテーマは「桜の花」でした。
ちょうどこの頃読んでいた「ラヴクラフト ライト」という作品の影響を受けて、10代前半の少年少女の冒険物語、
いわゆるジュブナイル作品にラノベ風味を加えた物語を書いてみようと思いました。
目指したのは、自分に自信のない主人公の少年が幼馴染の少女と冒険することで成長する、そんな王道ストーリー!
TRPGのゲームマスターで培った経験を活かして、力押しではなく知恵と工夫で解決するような展開にしてみました。
ゲーム内では「離れた位置のアイテムを使用する」としか表現されていない魔法を、
こんな風に応用できないかな?などと考えるのが楽しかったです。
というわけで、サービス満点、エンタメ要素たっぷりで読後感が爽やかになるよう心掛けて書きました。
ラノベっぽいラッキースケベなシーンを書くのが楽しかったです(^▽^)
※第5回短文館に投稿していただいた他の作品はこちらで閲覧できます
■「バレンタインマジック」(2018.02.01)<ブリテイン文芸大会 [Fourth]
〜アンさまを離さないで〜投稿作品>
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【解説】
北斗で開催された文芸イベントに参加しました。
テーマは「フェスティバル」「安眠」「バレンタイン」のいずれかを選ぶということで、開催時期的に旬だった「バレンタイン」を選びました。
ボクの話はいつもあれこれ詰め込んで100ページ近くなっちゃうので、今回は40ページに収まるように心掛けて書きました。
前半と後半で語り手を変えて、短くても印象に残るような構成にしてみました。
姉のアネットは後半のギャップのためにもっとガサツなキャラにしようかと思ったのですが、
読者が共感して応援してくれるような程度に落ち着きました。
投稿作品の中でも屈指の甘〜い話だったようで、皆さんにニヤニヤしていただけたようで良かったです(笑)
■「ルーン狂詩曲」(2018.03.24)<ペンで家が建つ!『第1回無限文学賞』投稿作品>
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【解説】
無限で開催された文芸イベントに参加しました。
テーマの指定は無く、過去に他の文芸イベントで発表した作品でもOKという事でしたが、折角なので新作を上梓させていただきました。
実は結構難産で、この話を書く前に1作、途中まで書いたけど200ページに収まりそうになかったためボツにした話があったりします(^▽^;
閉所ルーンをテーマにすることを決めたあとも、仕様変更でどんどん無くなっていく閉所と引退したキャラを絡めたしっとりした話にするか、
はたまたドタバタコメディな話にするか迷った末、本編のようなストーリーに落ち着きました。
また当初は閉所ルーンで観光巡りするだけの話でしたが、話にひとひねり欲しくてあのような展開にしてみました。
ちなみに酒場の名前の「*In the Rock*」は「*いしのなかにいる*」が元ネタです(笑)
あと100ページ本がベンダーで売っていなかったので、Homieのスキルを調節して、書写を50まで上げて自作しました(^▽^;
(※無限は1アカ1キャラしか作れないので、育てたスキルを下げるのに勇気がいります(苦笑))
尚、この作品は各都市の首長さんがお気に入りの作品を選ぶ選考方式で、
ブリテイン賞、ユー賞、ミノック賞、ベスパー賞に選んでいただきました(^▽^)ノ
■「それいけネクロマンサー地位向上協会!」(2018.03.29)<第1回出雲文芸の星投稿作品>
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【解説】
出雲で開催された文芸イベントに参加しました。
掛け合い漫才的な会話やパロディとメタなネタ満載のコメディに挑戦してみました。
テーマは「春」「眼鏡」「アンブラ」いずれかを選ぶということで、ギャグのネタとして全部使ってみました。
テーマから連想して図書館報酬のネクロメガネをモチーフにするのがすんなり決まると、
なんだか筆がノリまくって短期間で一気に書き上げちゃいました♪
小ネタとギャグ会話の応酬を楽しんでいただければと思います!(^▽^)ノ
尚この作品は、ポストに投函された感想文の数で決めるという選考方式の「感想文の数が一番多かった大賞」と、
スタッフさんが選ぶ「クマー賞」に選んでいただきました〜。
■「コロタン大好き」(2021.05.23)<第二回飛鳥文学賞投稿作品>
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【解説】
飛鳥で開催された文芸イベントに参加しました。
ジャイアントビートルのコロタンと一緒に配達仕事をする主人公が森で道に迷ってしまう。
そこはオークの生息地で、気が付くと周りをオークたちに囲まれていた・・・
ファンシーなタイトルとは裏腹に、激しいバトルシーンが繰り広げられる作品です。
この作品はベスパー賞をいただきました。
コロタンのモデルは倭国の掘り鍛冶戦士Frankのジャイアントビートル、Korotanです。
AoSよりも前の時代、まだペットのレジ上げ方法が確立していなかった頃に、
Korotanでレジ上げ方法を色々試していました。
鍛え抜かれたKorotanは友人たちから本当に殺タンと呼ばれてました(笑)
GMテイマー育成講座@おーるふぉろーみーにレジ上げ中のKorotanの写真があるので、探してみて下さい(^▽^)
■「ペンと紙の門を越えて」(2022.05.31)<第三回飛鳥文学賞投稿作品>
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【解説】
飛鳥で開催された文芸イベントに、前年度に引き続き参加しました。
飛鳥文学賞に応募する作品を書こうとして、スランプに陥っているUO小説家アルバート青年。
女性編集者ビアンカ嬢が応援するうちに調子を取り戻し、執筆を開始するが、
やがて世界崩壊の危機(?!)を巻き起こす事態に発展する!
「それいけネクロマンサー地位向上協会!」の登場人物がスターシステムで出演している、
全編パロディとメタなネタを散りばめた作品です。
80年代のスラップスティックなギャグ漫画をイメージして書き上げました。
なお、この作品には2つ「仕掛け」があります。
1つは読み進めれば自ずと気づくはずなので書きませんが、もう一つは、
全部読み終えてから最初のページを見ると気付いていただけるはずです。
書いててとても楽しい作品だったので、皆さんにも楽しんでいただけると嬉しいです!
○第三回飛鳥文学賞関連リンク
<図書カフェだより 第三回飛鳥文学賞が終了しました>
https://fsasuka.com/archives/7054
<飛鳥ベスパー雑記 第三回あすぶん 全作品講評
そのC>
http://blog.livedoor.jp/asuka_vesper/archives/33144091.html
<バッカニアーズ・デン・マンデー #13 「第三回飛鳥文学賞作品の感想」>(1:39:58頃から)
https://www.youtube.com/watch?v=N-Xz7vQQPpo&t=5998s