◇Ｔａｋｋｙハウスの場所◇
海路でブリテンからトリンシックに向かうと、途中で白い建物がいっぱいの島に出会うはずです。
この島の名はマーブル島。ロストランドとブリタニアを結ぶ通路の一つです。
そして当サイトのＵＯ日記でおなじみのTakkyの家、「Ｔａｋｋｙハウス」が建っている島でもあります。
◇ハウスデザインコンテスト出場◇
２００１年１２月、内装系サイトとして日本のみならず海外、はてはＯＳＩからも注目されているという
ＵＯ Ｃａｆｅｔｅｒｉａさんにて「冬季ハウスデザインコンテスト」が開催されました。
そこで一念発起！ 大胆にもＴａｋｋｙハウスでこのコンテストに出場する事にしたのです！
折しもＥＷＥ２によって石細工やガラス細工等が作成できるようになり、
内装道具のバリエーションが増えた時期でした。
また、色付きアイテムや報奨導入でカラフルな道具や家具が
手軽に入手できるようになったので、それらもうまく使おうかと。
ともあれこれまで培ってきた内装テクニックが、世間一般ではどう評価されるか知りたかった、
というのが大きな参加理由です。
しかしここでちょっと問題が・・・それはフルカラータブセットの存在です。
Ｔａｋｋｙハウスのウリであるこのタブセット、現在では８０色以上になっています。
そしてお客さんにも利用できるようにと、鞄に入れて床にロックダウンしてありました。
入れ物の鞄なども含めると９０アイテム程。
つまり「Small Marble Shop」の総ロックダウン数４２５のうち、実に１／５近くを消費していることになります。
しかもセキュアＢＯＸを２つ使っているので、１２５×２＝２５０アイテム分を差し引いて・・・
わずか８０アイテム程度しか内装に使うことができないのです！
コンテストに出るからには見栄え良く飾り立てて、狙うは上位入賞！と思うのが人情。
コンテスト用の内装って事で、しばらくフルカラータブセットは撤去しようか・・・
そう考えてふと・・・何のためにコンテストに出るのかな？と。
そして色々悩んだ結果・・・自分の使いやすさ優先！ Ｔａｋｋｙハウスに来てくれる人優先！
ロックダウン数はあればあるだけ使うもの！ ８０アイテムで表現することも挑戦です！
・・・吹っ切れました。
いや決してタブを一時待避する場所がなかったとかそんなわけじゃ。
ええ決して。
こうしてコンテスト出場のための内装変更作業は、表現力とロックダウン数との戦いとなったのでした。
◇旧内装のご紹介◇
色使いやリアリティなどの点で至らない所が多くて恥ずかしいのですが・・・（＾＾；
以前当サイトに載せていたＴａｋｋｙハウスの旧内装紹介ページはこちらです。
え？ あまり変わったようには見えない、ですか？
それはきっとパッチが正常に当たっていないからでしょう。（ウソ）
◇新内装のご紹介◇
ではコンテストに出場した内装の紹介をしたいと思います。
今回は各階毎にコンセプトを決めて、それに沿った内装表現を努めました。
また極力現実味のある内装にして、“機能性”と“見栄え”のバランスに気を配りました。
そして全体のコンセプトとしては、「裁縫師の仕事場兼住居」として作り上げました。
それでは１階から解説していきましょう！
− １階 −
［コンセプト］
仕事場
［コンテスト出場時のコメント］
作業机についたまま全ての設備に手が届くように配置してあります。
机の前の木箱には８０色以上のタブが色順に並べてありますので、
ご来店の際には ご自由にお使い下さい。
玄関前にはベンダーのManonさんがいます。
雨の日も雪の日も文句一つ言わずに店番してくれいてます。（いつも晴れだけど）
入り口には並列配置で「玄関マット」が敷いてあります。
床のカーペット代わりのペンタグラムや作業台の椅子の色などを見ていただくとお気づきのように、
１階の基本カラーは赤系にしてあります。
もっとも、巻布や「フルカラータブセット」の入った箱の色などはカラフルですが（笑）
ちなみにタブの箱が色的に目立つようにしてあるのはわざとです。
初めて来た何も知らないお客さんが思わず開けてみたくなるようにです（＾＾）
巻布の束は高さと位置を調整して、自然な感じで立てかけてあるように置いてみました。
巻布がカラフルなのは、報奨アイテムの特殊タブを手に入れて浮かれて染めまくったから、というのはヒミツです（＾＾）
そして作業机には１つ目のセキュアＢＯＸが置いてあり、各種資材や店の在庫などが保管されています。
ちなみに作業机の椅子に座ったまま、店内の全ての道具類に手が届きます。（ものぐさ？（笑））
「フルカラータブセット」の隣に特殊タブと漆黒タブが置いてあります。
階段脇には、服ができあがるまでお客さんに待ってもらうためのベンチがあります。
その隣には「コットン置き場」があります。
コットンはよく造花として使われますが、ここでは裁縫素材としてそのまま使っています。
奧には「壁掛けランタン」が掛けてあります。
ランタンとヒートスタンドを組み合わせた単純な物ですが、空中に浮いている感じを軽減できればいいなぁと。
− ２階 −
［コンセプト］
寝室
［コンテスト出場時のコメント］
魔法の勉強をするための机があります。
私が寝ていたら階段の登り降りはお静かにネ！
Takkyが湧く・・・じゃなく寝起きする寝室です。
いまだに階段を登りそこねて外に落ちることがあるのは仕様です。
Takkyの寝室ということで、『落ち着ける＆女の子らしい雰囲気』を心がけました。
屋上に上がる階段の下には、お気に入りの「青い天使像」を飾ってみました。
左向きにできないのが残念です。
ベッドの周りにはクッション、ベッドの柱に引っかけたランタン、そして「花瓶」を配置してあります。
洋服ダンスの隣には「勉強机」を配置し、光源も確保して魔法の勉強ができるようにしてあります。
書写用のペンは道具屋で手に入るペンと違って羽が左向きなので、
ロウソクの火が燃え移る心配が無くてイイ感じです（＾＾）
− ３階 −
［コンセプト］
くつろぎの空間
［コンテスト出場時のコメント］
フレンドセキュアが設置してあり、友人とのお喋りやアイテム分配の場でもあります。
私が育てた花々を眺めつつ、のんびりしていって下さい。
屋上は各種造花が並べてあります。
植木鉢、ランタン、ベンチの色と配置をそこはかとなくシンメトリーにしてあります。
ベンチとハープ前の椅子の並びは、座って会話するときに
お互いのセリフが被らないように位置をずらしてあります。
また、２つ目のセキュアＢＯＸへの通路の区分けとなっています。
「花」は２種類あるのでそれぞれ解説します。
１つ目はレタスボウルとナイトシェード、そして毛糸玉を組み合わせてあります。
裁縫屋で売っている毛糸玉は３種類あり、それぞれスタックする位置が違うので、
組み合わせ次第で色々なバリエーションの咲かせ方ができます。
ちなみに毛糸玉は濃いめの色で染めた方が“ぐりぐり”が目立たなくてよさげです。
また黄色系はなぜか発色が良くないです。
もう一つの「花」は花瓶とナイトシェード、そして農家系食材店で手に入る玉子を組み合わせています。
花瓶だと鉢植えと違ってひょろ長い印象になるので、
ナイトシェードと玉子の位置を多少持ち上げ気味にするとバランスが良さそうです。
ナイトシェードと玉子を２段にしたり、目玉焼きを乗せて花が咲いたように見せるバリエーションもアリです。
次は樽と地球儀、そして羊毛を組み合わせた「植木」です。
下段は２つ、上段は１つの羊毛で、微妙に色を変えて立体感が出るようにしてみました。
樽の代わりにタブ、羊毛の代わりにコットンを使うというバリエーションがあります。
ロックダウン数に余裕があるなら壁際にずらりと鉢植えを並べたいところですが・・・
無い物ねだりはやめましょう（＾＾；
しかしいずれ“ガーデニング”が導入された暁には・・・！（夢見がち）
というわけでＴａｋｋｙハウスの内装紹介はこんな感じです。
◇ハウスデザインコンテスト結果発表◇
詳細はこちらでどうぞ。
まぁ、参加したことに意義があったということで。・・・うわああぁぁぁぁん！（泣逃）
◇おまけ◇
う〜ううう あんまりだ・・・ＨＥＥＥＥＹＹＹＹ あァァァんまりだアァアァ
ＡＨＹＹＹ ＡＨＹＹＹ ＡＨＹ ＷＨＯＯＯＯＯＯＯＨＨＨＨＨＨＨＨ！！
わたしィィィィィのォォォォォいえェェェェェがァァァァァ〜！！
・・・ふぅ、スッキリ。
と、エシディシ風に立ち直ったところで、おまけの内装（？）を紹介します。
これはＴａｋｋｙハウスのお客さん、Dianaさんのお家です。
Ｔａｋｋｙハウスの造花が気に入ったそうで、屋上に花壇を造ってほしいと頼まれたのです。
以前から花壇を作ってみたかったこともあり、
思う存分スタックオブジェ作成ができてとても楽しかったです♪
『友達が集まってお喋りする場所』というコンセプトで作ってみました。
透過円を使えば壁の縁の部分に物が乗せられる事を発見したときは嬉しかったです（＾＾）
まぁおまけなので、詳しい解説は省きますが・・・
◇最後に◇
家具タブを快く貸してくれたXixieさん、内装用アイテムを作ってくれたり探してくれたＵＣＨＵのみんな、
内装を誉めてくれたり励ましてくれたみなさん、ありがとうございました！
お礼に内装用にたくさん買ったけど使わなかった壺とかツボとか壷とかを・・・あぁ、いりませんか。
しばらくはこの内装で過ごしますが、新しいアイテムが手に入ったらまたいじり始めるかも知れません。
（ガーデニング、楽しみですネ！）
あと数ヶ月で２年報奨の革染めタブが貰えますしね。
ちなみにＴａｋｋｙハウスでは格安でマジック武器防具、
チャージアイテムやらスクロールを取り扱っています。（宣伝）
お立ち寄りの際には是非Manonさんのバッグを覗いてみて下さいネ！
運良くTakkyに遭遇できた初めましてさんには、もれなく「お土産」をプレゼントをさしあげますから（笑）
ではでは、これからもＴａｋｋｙハウスをよろしくお願いしま〜す！
２００２．２．２４