TOPに戻る


2005年5月のゴールデンウィークに、彼女(現在奥さん)と「ミステリーツアー」に参加しました。
目的地不明のミステリーツアーに参加するのはこれが初めてで、
どこに行くのか色々予想したり推理したりして、普通の旅行とは一味違った楽しみも味わえました。
なんと言ってもどこに行くのか分からないので、事前に旅先での予定を考えなくても良かったし(笑)

てなわけで交際○ヶ月目のラヴラヴバカッポーの珍道中ぶりをお楽しみください。

(これは「くりっとファンブル宙」にて連載されていたものを、一部加筆修正して掲載したものです)


GWミステリーツアー話(その1)

GWの1〜3日は旅行会社の「ミステリーツアー」に彼女と二人で参加してきた。
当日までどこに行くのか分からないけど、
逆に言えば行き先の事を事前に調べたりする必要が無いので
気楽と言えば気楽である。

それでも気になる行き先。

「空港から飛行機で移動」
「1日目はとある温泉に宿泊」
「いま話題の○○園に行きます」

って宣伝文から推理してみる。

それなりのツアー料金&飛行機使用って事で北海道九州方面と予想。
沖縄に温泉は無いそうなので、ハイ消えたー。
ところで「話題の○○園」・・・これって、北海道にある旭山動物園
九州だとそんな「園」は思い当たる節はなし。
多分北海道、という結論となった。

後日、資料請求で送られてきたパンフ一式が全部北海道関係のものだったりして、確信は強まった(笑)


GWミステリーツアー話(その2)

集合は5月1日の朝8時15分。集合場所はセントレア空港。家から空港まで約1時間。
起床から準備まで小一次間かかる事を考えると・・・始発でGOですか?
彼女のアパートはボクんちよりセントレア寄り&名鉄沿線なので、
寝過ごし遅刻防止も兼ねて前日夜から彼女のアパートに行って泊まることにした。

次の日は朝5時半起きなので夜中ゴソゴソ(笑)する事もなく早めに消灯。
お陰で寝坊することなく起床して出発準備をしたんだけど・・・デジカメが無い!
ギリギリまで探したけどとうとう見つからず、諦めて駅に走った。
乗車予定の電車到着二分前にホームに着く。あぶな。

電車を待っている間に旅行カバンの側面ポケットに手を突っ込んだら・・・デジカメ発見!
そーいや彼女の部屋で飼っている猫に夜中いじられないよう、そこに入れたよーな。あはあはあは。
ごめんなさい、謝りますからタオルで汗を拭くふりをしてほっぺをつねるのはやめてください。


GWミステリーツアー話(その3)

セントレア空港に向かう電車に乗ろうとして二人とも固まる。
・・・なんでこんな時間の電車が乗車率200%状態なんですか(汗)
普段の通勤ラッシュより凄いんですが(^^;
それでもこの電車に乗らないと集合時間に間に合わないので、なんとか乗り込む。

ぎゅーぎゅーぎゅーつーぶーれーるー、というかつぶれたー

一駅分ガマンしたものの、次の駅でその車両(無料)から指定席車両(有料)へ移動した。
なんとも都合のいいことに二席だけ空いていたので、指定席料を払ってゆったりしたシートに座る。
天と地ほどの差の乗り心地を満喫しつつ空港に到着。

集合時間の20分ほど前に受付に到着し、行程表をもらったので早速行き先チェック!

・・・ふふふ、ビンゴォ! 北海道だー!
細かい行き先は、と・・・どれどれ、ふむふむ・・・えーっと・・・

言えねぇ、彼女にゃあ絶対言えねぇ。
例のパンフで一緒に送られてきた、
これより安いツアーの内容とほとんど同じだなんて。


GWミステリーツアー話(その4)

出発時間まで時間があったので、初セントレア観光を楽しむことにした。
もっとも朝の8時じゃあ、やってる店は喫茶店ぐらいだけど。
小洒落たショッピング街を巡りながら、おのぼりさんモード発動でデジカメ撮りまくり。
そして時間までお茶しつつのんびりして搭乗デッキに移動。
多少出発時間が遅れたものの飛行機も無事飛び立ち、一路北海道へ!

2時間後、「ほっきゃーどーについたがね!」「でら寒いがね!」
などと大騒ぎしているおのぼりさんコンビが札幌の地に降り立ったのだった。


GWミステリーツアー話(その5)

空港のロビーに移動するとツアーの旗を持ったガイドさんがいた。

真冬仕様の防寒コート着てますよ。

登録を済ませ、カバンの中からいそいそと「こんな事もあろうかと」準備してきた防寒セットを着込む。
ちなみにボクら以外の参加者は行き先を九州方面だと思っていたらしい。
外気温は摂氏6度。北海道は5月でも寒かとです。
(後で聞いた話だけど、今年は北海道在住者も凍える大寒波な冬だったらしい)

天気は曇り。小雨がぱらぱら降っている。
晴れ男パワーも効かなかったか・・・と思いきや、空港からツアーバスで移動を始めたら晴れてきた。
気温も13度に上昇。
勝ちィィィ!


GWミステリーツアー話(その6)

1日目は昼食を食べに高速道路上にある「砂川ハイウェイオアシス」というパーキングに立ち寄った。
ここでジンギスカンを食す。
んまい!
あらかじめタレに漬けておいたラム肉は、独特の臭みが抜けていて実に美味かった。
「食べ放題」で出るような肉なのでそんな高いものじゃないはずなのに、産地直送な新鮮さの成せる業なのだろうか。

その後ぶらぶら土産物屋を見てまわったあと、「北海道牛乳ソフトクリーム」を食べた。
これで北海道グルメ2種類制覇!
集合時間5分前になったのでふたりでソフトをなめなめバスに戻ると、既に全員乗っていた。はやっ!
これ以降も集合時間5分前には全員バスに乗っているという、時間に几帳面なツアーだった。

ちなみに総勢20名ほどのツアー参加者はボクら以外オジさんオバさんばかりで、
ボクらが一番わっきゃーカポーだったのは驚き。


GWミステリーツアー話(その7)

その後、1日目の宿泊地「白金温泉」に向けて移動するツアーバス。
途中「三段の滝」「北の国から記念館」に寄りながら夕方にホテルに到着。

ゲームコーナーにあったダンスダンスレボリューションを二人で張り切ってプレイして、
汗だく&足がくがく。<アホ
ホテルの近くの土産物屋で酒盛り用の酒を調達したり、温泉に入ったり夕食バイキングを食べたりして夜も更け・・・
日曜洋画劇場の「フラッド」を観る。<なにも旅先で
だって前回放送で見逃したら、あとで面白かったと聞いてずっと観たかったから・・・

映画終了。うむ、まぁまぁ面白かった。
そして映画の間中ベッドで仮眠していた彼女を起こして酒盛り後、就寝。
ツアーの1日目はこうして幕を閉じた。





幕間感想

宙掲示板に間をおいて連載していたので、途中途中で宙仲間から感想をいただいていました。
旅の話の補足にもなるのでそちらも一緒に掲載しておきます。



くにこさんのレス

>2時間後、「ほっきゃーどーについたがね!」「でら寒いがね!」
>などと大騒ぎしているおのぼりさんコンビが札幌の地に降り立ったのだった。

ここがすごい笑えました。
今やもうひとつの標準語と言えるほど浸透している関西弁は別として、
方言ってどうしてこう「田舎くささ」を感じさせるんでしょうねえ。ぷぷぷ。
(新潟弁も激しく田舎臭いことを棚に上げつつ)
続きを楽しみにしていまーす♪


ボクのレス

同郷人同士だと自然に出ちゃいますよね〜。
でも普段意識して無いけど「○○やっとらんかった」(○○をやっていなかった)みたいな言い方は
ブリタニアでも使ってるかも(笑)

ツアー中は市内観光とかありましたが、観光客であふれていたし、地元の人と話す機会が無かったので
残念ながら北海道弁(?)に触れる事はできず。
電車とかに乗れば地元高校生達の会話も聞けたのでしょうねー。
旅行から帰って「ああ、名古屋に戻ってきたー」と感じるのは電車内の会話で聞く名古屋弁ですから(笑)



ともぞうさんのレス

>ちなみにボクら以外の参加者は行き先を九州方面だと思っていたらしい。
>外気温は摂氏6度。北海道は5月でも寒かとです。

なんつうデンジャラスなツアー…
これで軽装しか持ってなくて、風邪とかひいたらかなり雰囲気悪いですね。
高いお金出してるのに…

>ゲームコーナーにあったダンスダンスレボリューションを
>二人で張り切ってプレイして、 汗だく&足がくがくに。<アホ

うむう ナイスバカップルっぷり←本気で誉め言葉つかうらやま(ry

面白い。続き楽しみです。



ボクのレス

気温の違いがあるので事前準備なしだと辛い北海道は無いかも?という予想もありましたが、

お か ま い な し で し た。

一週間ぐらい前から新聞の天気予報で名古屋と−10度ほど違いのある北海道の気温を見ては
「マジかいな」とつぶやき続けてました。

ちなみに天候については、1週間前の予報では1〜3日は雨または曇りだったのですが、
日にちが近づくにつれ
 雨 → 曇り時々雨 → 曇り → 晴れ時々曇り(降水確率20%)
と変化していったのが勝利の予感を感じさせていましたね(笑)

>ナイスバカップルっぷり

ありがとうございます(^^)
2日目以降のエスカレートするバカップルぶりもお楽しみ下さい(笑)






GWミステリーツアー話(その8)

2日目。
朝8時出発ということで6時半に起きて7時に朝食。
7時半頃には部屋に戻ってきてのんびり出発準備をしていると、7時50分ごろ内線がかかる。
どうやらボクら以外全員集合しているらしい。
・・・いや・・・なにも皆さんそんなに慌てんでも。

時間通りにバスに乗り込んだのになんとなく遅刻したような気分になりつつ、
バスは一路、最初の目的地「丘の町・美瑛」へと出発した。

美瑛というのは通称「パッチワークの丘」とも言われる非常に景色のいいエリアで、
広大な丘陵地帯や陸地で地平線が見えるなど、これぞ北海道!ってな雰囲気の味わえる場所。
夏になるとラベンダーやヒマワリが咲き誇り、秋には稲穂が、冬には樹氷が美しいところである。
そんな景色のすばらしいところも、

今の季節は何も生えてなくて、

ただの丘

・・・だったりして。


GWミステリーツアー話(その9)

美瑛に何箇所かある観光スポットに寄った後、いよいよ今回のツアーの目玉「旭山動物園」へと向かった。
ちなみに5月2日はカレンダー的には平日で、小学校などは休みじゃないのである。

つまり園内に小中学生はいない!

というわけでGW中にしてはたいした混雑もなく、意外とゆっくり見てまわれた。

ところで持ってきたデジカメで色々写真を撮っていたのだが、ツアーの人に撮ってもらったもの以外
どうしても一人ずつしか撮れなくて、ツーショット写真が少なかった。
そんな時見かけた高校生グループの撮り方を見て・・・あれだ!と二人で叫んだ。

その後の写真に何枚か、腕を伸ばしてレンズをこちらに向けて撮ったため
「角度はこれぐらいでいいかな?」と間抜けな表情でカメラを見つめるツーショット写真が紛れ込むこととなる。


GWミステリーツアー話(その10)

遠近法の錯覚を使って「手乗りペンギン」「手乗り白熊」「鹿の角が生えちゃった」「クマー!」
などなど、イタイ・・・いや、芸術的な作品を撮りながら園内を巡り、集合時間になったのでバスに戻った。
見学時間がたった45分しかなかったのが残念だが、名物「オラウータン渡り」を間近で見れたのでよしとする。

2日目の昼食は「あさひかわラーメン村」へ。
ボクはミソバターチャーシューメン、彼女は旭川ラーメンを食す。
これがまた旨かった!
続いて北海道の有名な酒造、「男山酒造」の醸造所に行って日本酒の試飲会。
半裸のマッチョな男たちが巨大な酒樽をかついだ銅像が入り口に立ち並ぶ酒蔵
という想像とは全然違っていた。<そらそーだ

二人で大吟醸を「かーっ!」とか「くーっ!」などとオヤジくさく味わい、
ほろ酔い気分で2日目の宿泊地、札幌市内へと向かった。


GWミステリーツアー話(その11)

札幌市内のホテルに17時ごろ到着。
部屋でピタゴラスイッチを見ながら先刻もらった市内地図とにらめっこ。
札幌駅方面から赤レンガ庁舎、時計塔、狸小路と市内を半周ぐるりとまわることにした。
夕暮れの札幌の街を散策しながら夕食を食べる店探し。
北海道グルメはこの二日であらかた食べたので、気分を変えてイタリアンレストランに行ってみる。

・・・ハズレの店だった・・・(涙)

気を取り直して時計塔に行って記念写真を撮る。
画面が真っ暗な写真を何枚も撮った後、ホテル方面に戻ろうとして彼女が意外と方向音痴なことに気付く。
いや、今きた道はそっちじゃなくて反対の・・・違う違う、こっち。そうそう。
・・・じゃあホテルの方向を指差してみて。
いや、そっちは札幌駅(ぷ)
いてっ! それはボクのわき腹。 いてっ! いてっ!


GWミステリーツアー話(その12)

狸小路をホテル方面に向かっていると、ドンキホーテを発見。
彼女が一度もドンキホーテに入ったことが無いというので入ってみる。
7階建てぐらいあってけっこうでかい。
物珍しげに各階を巡り、途中の階にあったゲームコーナーで太鼓の達人を二人でプレイしてみる。
3曲目のうる星やつらのOPでゲームオーバーだったけど、初プレイにしては二人ともよく頑張った。
二人協力プレイはいいね。プレイ中に一体感が生まれて、より親密になれた気がする。

振りかぶったバチで何度も殴られそうになったのは偶然だろう。ハハハ。

ホテルに戻り、風呂から出てくると彼女が「あいのり」を見ていた。
後ろから色々茶々を入れていたら機嫌を損ねてしまった・・・@反省。
ちょっぴり気まずい雰囲気のまま2日目は終了。
バカバカ、オイラのバカー!


GWミステリーツアー話(その13)

3日目の朝。
彼女が機嫌を直してくれて一安心。以後気をつけよう(^^;
ホテルを出て最初に向かったのは「白い恋人パーク」
そう、例のお菓子の工場&販売所なのだが、なんとも小洒落たつくりの建物でなかなか楽しめた。

その後バスは一路小樽へ。
3日目は11時から14時まで小樽で自由行動なのである。
道中配られた小樽の地図を元にガイドさんが色々説明してくれる。
それを参考にしながら行き先を考える。
オルゴール館やガラス館を巡りつつ、美味しそうな海鮮丼が食べられる店を探そう、ということになった。

やがてバスは小樽の街に到着。
その後しばらく小樽の街では「海鮮どーん♪海鮮どーん♪」という
陽気な男女の鼻歌が響き渡ることとなる。


GWミステリーツアー話(その14)

オルゴール館で彼女にオルゴールを買ってあげることになった。
これまで何度かプレゼントを買ってあげると言っても、
「いいよいいよ〜」と言っていた彼女が初めて「うん」と言ったのである。
しかも「じゃあ婚約指輪が入れられるような箱型がいいな」ときましたよ奥様!!!
鼻の下だらーん状態であれこれ探すこと30分。ピンクでかわいい感じの小箱オルゴールをゲット♪

その後、その箱の中に入れておく「二人の分身」のガラス細工を探すことに。
猫好きの彼女の分身が寝そべった猫なのはいいとして、ボクの分身は忠犬ポーズのワンコですか。
・・・いえ! 文句なんて全く全然これっぽっちも無いであります! いててて、キャインキャイン!

休憩がてらベンチに座り、早速オルゴール箱の中にゲットした二匹を入れる。
蓋を何度も開け閉めする彼女が、ふと顔を上げるとボクと目が合った。
嬉しそうに、ちょっと照れ笑いする彼女。か、かわいい・・・

はいそこー、引かないー。





幕間感想
ともぞうさんのレス

>た だ の 丘
なんつうツアーだ…。少しは考えろと小一時間。

>遠近法の錯覚を使って「手乗りペンギン」「手乗り白熊」「鹿の角が生えちゃった」「クマー!」
ナイスあほうです。 バカ写真は旅行の華ですよ。
つかクマーがどんなのか気になる(笑

>後ろから色々茶々を入れていたら機嫌を損ねてしまった・・・@反省
あいのりスキーにとっては、出来レースというか、脚本がある事をいちいち言われるのは
とても腹立たしい事みたいです。
あいのりはそんな事を百も承知で、ファンタジーとして
本当に素人がやってると思いつつ見て楽しむのが通だそうです。
何かプロレスに通じるものがあります。

>白い恋人
「白い恋人は …      企画段階では「ツンドラ」という商品名だった」

>「海鮮どーん♪海鮮どーん♪」という陽気な男女の鼻歌
ナイスバカッ(ry

>オルゴールエピソード
電車男のギャラリー毒板男の気分を満喫中orz



ボクのレス

>クマー!
カメラなし&写メールができない携帯電話なので、フォトショップで加工&自サーバーにUPして、
そこにアクセスして画像登録、なんて手間暇かけて携帯待ち受け画面登録したほど
お気に入りのバカ写真です(笑)

>あいのり
肝に銘じておきます・・・(よほど懲りたらしい)

>ツンドラ
へーへーへー。
返礼ネタ。
北海道には「白い恋人」があるが・・・    九州には「赤い恋人」がある。これ

全然関係ないけどツンドラと聞くと即座にツングースカを連想するのはインプリンティングですか。

>「海鮮どーん♪海鮮どーん♪」
節回し的には「燃焼系〜燃焼系〜」とか「ジングルベール、ジングルベール」な感じで、
リズムに合わせて繋いだ手を前後に大きく振りながら闊歩すると、より忠実に再現できますよ。

・・・いや、大丈夫。言いたいことは分かりますから。

>orz
衛生兵ー!




GWミステリーツアー話(その15)

小樽の名所、「小樽運河のガス灯」のところで写真を撮ることにした。
お互いの写真を撮りあっていると、アジア系観光客らしきおじいさんと18歳ぐらいの青年、
そしてそのお姉さん?らしき人が近づいてきた。
おじいさんが手に持っていた大型のデジカメをこちらに手渡しながら、なにやら話しかけてくる。
んー、どこの国の言葉なんだろう?
シャッターを切る動作を繰り返すおじいさん。
ああ、写真を撮ってほしいのね。OKOK。
カメラを構え・・・じゃ、とりますよー。<日本語

パシャリ。

すると青年がボクらのデジカメで二人の写真を撮ってあげる・・・というようなジェスチャー。
おぅ、さんきゅー。
カメラを構え・・・「@k!&5d^8」<なにか喋った

パシャリ。

言葉は理解できなかったけど、撮り終わったあと指を丸めてOK!とか親指立ててグッ!とか、
ジェスチャーで意思疎通ができた。

こーゆーコミュニケーションもイイネ!


GWミステリーツアー話(その16)

海鮮どーん♪海鮮どーん♪
そろそろ昼時なので本格的に昼食を食べる店を探し始める。
海に面した小樽といえば北エリアの寿司屋街が有名だが、昔小樽に来たことのある彼女が
「こっちの方に美味しい店があった」と言うので、全く反対方向の倉庫街に向かった。
「倉庫街」と言っても近年再開発が進んで、倉庫を改造して色んな店舗が入っているショッピングエリアである。
しかーしなぜか人の流れは我々と全く正反対。
こっちにはおいしい店が無いのか?
やっぱり定番の寿司屋街に行くべきだったか?
海鮮どーん♪の歌のテンションが下がり始めたその時、我々の目に映ったメニューの文字、それは・・・


再び力強さを増した海鮮どーん♪の歌を響かせて入った店で食べた海鮮丼は、
期待通りの味と予想以上のボリューム、そして意外なリーズナブルさで
以後二人の「うまかった料理リスト」に名を連ねることとなった。


GWミステリーツアー話(その17)

昼食後、集合時間までまだまだ時間があるのでショッピング&散策を続けた。
軒を連ねるガラス細工店を見てまわったり、露天の焼きたてホタテや小樽ビールに誘惑されたりしながら
鮭のしゃちほこ(しゃけほこ?)や本物の荷馬車の馬の写真を撮る。

もちろんバカ写真。

そうやってショッピング通りをうろうろ歩き回っていると、彼女が叫んだ。
「あ! 前にきたおいしい店、ここだった!」
って、おねぇさん、全然場所ちゃうよ・・・(^^;

探してたのと違う店だったけどおいしかったし、いい店を発見できたから結果オーライ!と丸め込ま・・・納得し、
帰りに買おうと言っていたお土産をゲットして、そろそろ集合時間が近づいていたので集合場所へと向かった。


GWミステリーツアー話(その18)

集合時間が迫っていたが、小樽に到着した時からずっと気になっていた
紫(ラベンダー)、白(バニラ)、赤(ワイン)、オレンジ(夕張メロン)、茶(チョコ)、緑(抹茶)が
それぞれひと巻きずつ積み上がった「6色ソフトクリーム」を道すがら買って食すことにする。
う〜む、美味い!

ところで歩きながら二人でスプーンですくって食べたんだけど、
ボクは上から下に削り取るようにしているのに対して、
彼女はなぜか下から上にすくい上げるようにソフトクリームをとるのだ。
そんなすくい方をしたらソフトの段がポロッと落ちるでしょ!
・・・だーかーらー、下からすくっちゃ落ち・・・違う、上からこうやって・・・だめだって!
上からって・・・こらっ!!!

初めて彼女に対して声を荒げたのは、ソフトクリームを食べた時でした。


GWミステリーツアー話(その19)

小樽を出発したバスは、一路札幌千歳空港へ。
途中で休憩をかねて「ゆにパーク」という園芸公園に立ち寄った。
うーむ、おかしい。さっきからなんだか鼻がむずむずする・・・
北海道は杉がごく一部しか植林されていないので「花粉症の起きない場所」のはずなのに・・・
せっかく鼻炎薬を飲まずに過ごしてきたのに、花粉症の起きない北海道で薬を飲むのもしゃくだし、
激烈に眠くなるので絶対に飲みたくなかったので、点鼻薬でやり過ごすことに。
おや? ラベンダーの季節にはまだ早いはずなのにどこからか香りが漂ってきますよ?

そういえば「ラベンダーの香りつき点鼻薬」だった。


GWミステリーツアー話(その20)

空港へ行く高速道路の渋滞を見越して、相当な時間の余裕を持って小樽を出発したツアーバス。
予想に反して渋滞が無かったため、空港で2時間ほど自由時間がとれることとなった。
ちなみにこの時、鼻炎と疲労からぐったりしていたので、デパートのワンフロアはあろうかという
空港内お土産店巡りはせず(もっとも土産は既に購入済みだったが)、
薬局で買ったカフェイン剤と彼女が常備している漢方薬を飲んで、オープンカフェでのんびり休憩することにした。

夕飯にはまだ時間があるので飲み物だけ注文。
トロピカルフルーツティー? なんだか美味しそうだからそれください。
ごくごくごく・・・

?! ぶをぇ! まずぅ!

なんだろうこの甘いような臭いような香りとあと味は。
・・・異様に薄められたマンゴー?
再度チャレンジしたがやはりまずい。
彼女にも飲ませてみたが、一口飲んで「うばぁ!」と言ったきり沈黙した。

周りを見回して同じドリンクを注文した人を見ると、みんな3/4以上残っていた。


GWミステリーツアー話(その21)

鼻炎&疲労に加えて危険ドリンクでとどめをさされて一時は生命の危険さえあったが、
なんとか持ち直して夕食を食べることにした。
そんな状態の胃腸に良くないからと、ジンギスカン、こってりラーメン、
海鮮和食などをことごとく却下され、最終的に辿り着いたのはうどん屋だった。
そして薬剤師免許を持っている彼女から、カレーうどんなら食べてよし、と許可が出た。
曰く、カレー粉に含まれている成分が今の状態に効くからだそうな。
店頭のウィンドゥのメニューからカレーうどんを探す。
・・・ない。
代わりにあったのは「カレーそば」。
もう一軒別のうどん屋に行って見てみたメニューにも「カレーそば」。

ノーうどぉん。そぉばオゥンリィ。

北海道と名古屋の文化の違いをここにきて感じた。<大げさ
結局カレーそばをいただきましたとさ。


GWミステリーツアー話(その22)

定刻通り出発した飛行機で名古屋に向かった。
座席に置いてある雑誌で、全日空のフィギュア付コンソメスープが400円と知った彼女が、
機内サービスで「これ一杯400円だもんね♪」とコンソメスープを頼んでいるのを横目にのんびり休息。
名古屋に着く頃には体調が元通りに復活していた。

帰りの列車は心配していたような混雑は無く、ずっと座っていられたので
降りる駅まで楽しかったねー、そうだねー、とラストいちゃいちゃ。<バカップル
さすがに駅から彼女のアパートまでおみやげがたっぷり詰まった旅行カバンを引っ張っていくのは大変だったが、
家に帰るまでが遠足、と頑張って戻った。

こんな感じで過ごしたGWの3日間。
精神的にも肉体的にも(!)お互いに深く結びつくことができた有意義な3日間だった。

ところで家に帰ってからUOにログインできるほど元気だったりして(笑)





幕間感想
というわけで旅行記の連載は終わったのですが、
なぜかそのあとソフトクリームの食べ方で盛り上がってたりして(笑)
面白かったのでこれも載せておきます。
みなさんのソフトクリームの食べ方はどんな感じです・・・???



ミサヲさんのレス

なんかラブラブですねーー。

ソフトクリームの食べ方ですが
私も下から上にすくい上げるように食べますよー!
溶けてくるのをすくいながら食べるって感じですけど。
上から食べる方がポロって落ちそうじゃない?
きっと彼女の食べ方が正しいのだ!!



ボクのレス

えええー?! ミサヲさんも下から上派?!
さては「将棋崩し」とか「ジェンガ」で基礎部分に果敢に挑んで崩しちゃうタイプですね?!

>上から食べる方がポロって落ちそうじゃない?
ところでこの部分を見て気付いたのですが、

 ボクの意識    >>> コーン上のアイス(残りの部分)
 ミサヲさんの意識 >>> スプーン上のアイス(すくい取った部分)

みたいですね。
つまり「アイスが落ちる心配をする場所(本体or食べる部分)」が違うことによって
意見の食い違いが生じたわけですね。

更に解釈を広げると、「本体が落ちることを心配」ということは言い換えると
「二人の利益を心配」することになり、「すくい取った部分が落ちることを心配」ということは
「自分の利益だけを心配」している、と解釈することもできます。
つまり、ソフトクリームを上からすくう人は他人の利益も大事にする人で、
下からすくう人は自己中心的な人、とも言い換えることができるっ!

なーんて自分に都合のいいように書いたけど、すくいとったソフトクリームを、
「はい、あーん」と食べさせてくれる彼女は最高の(以下略)

(結局最後はノロケかい)



ともぞうさんのレス

下から上に舐める自己中心的な僕が来ましたよ。

状況によっては舌の位置固定 → ソフトクリーム横回転 で
真横に舐めたりします。



ボクのレス

そーいや一人でスプーンを使わずに食べる時も「上唇を使って上から下」に食べてますね。
こうやって食べると「とぐろ部分」が平らにならされるので、
とぐろが溶けてでっぱりからしずくがポタポタッ・・・状態にならずに済むのです。

と、理屈をつけてみたけど、結論としては「そーやって食べると美味しい」っつー、
マイフェイバリットな食べ方は人それぞれあるってことなんでしょうか〜。

>真横に舐めたりします

色んな食べ方がありますねぇ。
では途中からフィニッシュにかけての食べ方も書いてみます(笑)

量が少なくなって山がほとんどなくなると、
上からぱっくりいってコーンの部分と水平になるようにこそぎとり、
その状態になって初めてコーン部分をかじり始めます。
コーンはジェラート用の四角いタイプより、丸いタイプの方が好きです。



ミサヲさんのレス

私の意識もコーン上のアイス(残りの部分)にあるですよ〜。
コーン付きのソフトクリームをスプーンで食べる場合
下から上にすくって食べるのが常識です(オレルール
たきやんさんの食べ方が少数派ではないかとおもうであります!

そして私もともぞうさんのように
ソフトクリーム横回転で真横にすくったりもします。

>彼女にアーン・・・・
フッ、初々しいね。
もうダンナと一緒のスプーンを使うのも嫌だよ。



ボクのレス

くぅ、今のところ2対1でボクの方が少数派かッ!<総数少なっ

ミサヲさんも横回転テクを駆使しますか。
皆さん意外と技巧派ですね。<大げさな
コーンの食べ時についても聞いてみたいトコロ。
あとソフトクリーム、ジェラート、アイスクリーム、シャーベットとあったら
どの順番で好きか、とか。
ちなみにボクは上に書いた順。
歯にしみるのがいやなので、歯を使わずに食べられるやわらかい順です(^^)
(一応小学校以来歯医者知らずの健康な歯。でも知覚過敏気味(苦笑))

>もうダンナと一緒のスプーンを使うのも嫌だよ

うわぁ・・・ボクもいつか言われるんだろうか(^^;
旦那さんを大事にしてあげてくださいね〜。

うわーん、無性にソフトクリームが食べたくなった!
しかもスガキヤのソフトクリーム!
あのなんの飾り気も無い、チープだけどソフトクリームの王道をゆくソフトクリームが!



ともぞうさんのレス

横回転ソフトクリーム舐めは
やる度に陶芸のろくろを連想してる僕がまた来ました。

バランスが崩れて少し傾いてしまった時が
心地よい緊張感です。
反対側からの力を強化して修正。

好きな順は
ソフトクリーム(ちなみにチョコが最強)、シャーベット、アイスクリーム、ジェラート
ですね。

チョコソフトが最強ですが、フルーツ系さっぱり感という武器をもつ
シャーベットもあなどれません。

量が少なくなった時の食べ方は、たきやんさんと同じですが
コーンの中にクリームを押し込むように平らにする辺りが
若干違いますね。

プラカップ入りをスプーンで食べるソフトにいまいちなじめない
ともぞうでした。



ボクのレス

ほほう、ともぞうさんはチョコ系がツボですか。
ボクはチョコは普通に食べられますが、
極度に甘いヤツだと舌の奥の方がむずがゆくなるので
進んで食べることに無いですねぇ。
(でも少しは食べたいから人の食べてるヤツを一口もらう、みたいな(笑))

牛乳&バニラ系のソフトが一番好きですが、
アーモンドなどのクランチが混ぜてあるアイスは別格!
子供のころ名古屋駅へ買い物に行ったあと、
地下のアイス屋さんで買ってもらった味が原点です。

ちなみにカップアイスは「爽(SOH)」のバニラが甘すぎず、
程よいやわらかさでたまらなく好き〜。
ま、くれるっつーんなら何でも喜んで食べますけどね(笑)



ミサヲさんのレス

たきやんさんの彼女も入れると3対1だよぉ!
私もコーンの先っぽまでソフトクリームが楽しめるように押し込みながらたべるよー。
子供のころはコーンの下に穴を開けて吸って食べてた記憶があるわー。
私は、ソフトクリーム、アイス、シャーベットの順番で好きかも。
ソフトクリームは濃いクリームのが好きです。
半分チョコで半分クリームのも好き(コンビニで売ってるやつ
じぇラードってなに・・・(聞いたことはある



ボクのレス

どうにも我慢できなくなって、休日にソフトクリームを食べた人ー。
はーい。

>コーンの下に穴を開けて吸って食べてた
あはは、やりましたねぇ(笑)
子供のころだと食べるのに時間がかかると、
時間切れで勝手に穴が開いて垂れてきた気も・・・

>半分チョコで半分クリーム
一つで二つの味が楽しめるってーのがお得感満載でいいですよね!
しかし混ざらずに半分ずつ出てくるのってなにげに不思議ですね。
どーゆー構造なんだろ。

濃厚なアイスも好きですが、焼肉食べ放題の店で食べた
チーズ風味アイスのアッサリ味も美味しかったです。
ラベンダー味のちょっと酸味が効いてるのは自分的にはイマイチでした。

>じぇラードってなに
マジック・ザ・ギャザリングのカードに登場するキャラクター・・・じゃなくて、
クリームがアイスとソフトの中間ぐらいの固さのヤツで、
愛知万博会場だと1mぐらいのびーるやつが話題です。
「イタリアンジェラート」って言葉聞いたことありません?こんな感じ

ところで「ジェラート」で検索してトップに出てきたサイトがアレってどーゆーこと?(^^;



ともぞうさんのレス

>どうにも我慢できなくなって、休日にソフトクリームを食べた人ー

うわ図星だ

はーい。


休日に食べてみてわかった詳細。
最初の先端部分は上部からバクリとかじりとる→
すぐさまろくろ回転舐めで形を整える→
上部先端が細くなってくるのでまたバクリと食べる→
またろくろ(あとはコーン押し込みまでループ)

ちなみに寿がきやソフトクリームでした(王道



ボクのレス

買い物に立ち寄ったホームセンター入り口売店の
ソフトクリームの誘惑に勝てませんでした。
食べ方確認ももちろんしましたよ(笑)

ボクのばやい・・・
最初の先端部分は上部からバクリとかじりとる(ともぞうさんと同じ)→
先端部分上部をバクリとかじりとる→
先端部分上部をバクリとかじりとる→
先端部分上部をバクリとかじりとる→
5〜6cmぐらいの高さになったら、上唇を使って上から下に側面をナメとる→
あとはコーンの面と水平になるまで側面をナメとり、最後にコーンを食す。

うーむ、また今週末に食べそう・・・



くにこさんのレス

ソフトクリーム話が熱く語られていて面白かったです。
人それぞれこだわりの食べ方があるのですねえ。
ちなみに私もはりこさんと同じく、ダンナと同じスプーン使うとかありえない。
ダンナだけでなく実の家族が使ったやつとかもダメ…
ちらかし大臣で部屋がほこりっぽくてもキニシナイくせに妙なところで潔癖症。



ボクのレス

昨日はサークルKのソフトクリームを初めて食べました。
ソフトクリームっていうと、店員がレバーを倒して出てきたクリームを
コーンに入れる、というイメージでしたが、サークルKの方式は、
ソフトクリームマッスィーンにソフトクリームのカートリッジを装填!
下部にコーンをセット! そしてスィッチオン!
するとカートリッジが押しつぶされて全自動でソフトクリームが完成。
なかなか面白いです。食べ応えもありましたし。

>ダンナと同じスプーン使うとかありえない

ボクも家族とか甥っ子・姪っ子の使ったスプーンとかは気になりますけど、
彼女とはお互い気にせず共用してますねぇ。
・・・と、思っているのがボクの方だけだったらどうしよう。


TOPに戻る


inserted by FC2 system